カリギュラ効果(ここだけの話やから、絶対に誰にも言わんといてや)

あなたも一度は遭遇したことがあると思うのですが、

「ここだけの話やから、絶対に誰にも言わんといてや」

 

あなたが言ったかもしれません。

人から言われたかもしれません。

 

これって、効果があると思いますか?

 

 

心理学的には、全く効果がありません。

というよりも、むしろ逆効果なんです。

 

 

というのは、

人は禁止されると、かえってやってみたくなるんです

やりたくて、仕方ない状態になるんです。

 

これを心理学の世界では「カリギュラ効果」と言います。

 

 

ですから「絶対に言わんといてや」は、口では言わないで欲しいと言ってるにも関わらず、

 

シェアしてね!

拡散してくれてもいいよ!

という働きをしてしまうんです。

 

 

 

 

他にもあるよカリギュラ効果

helloolly / Pixabay

 

カリギュラ効果は「言わんといてや」だけではなく、他のシチュエーションでも現れます。

 

 

例えば、彼女が初めて自分の家に泊まった時に、隣の部屋でパジャマに着替えるとします。

 

何も言わずに、隣の部屋で着替えられた時よりも、

「絶対に覗いたらあかんで!覗いたらシバく」

と言われた方が覗きたくなるんです。

 

 

 

また、彼氏のスマホがテーブルに置かれています。

 

彼がお風呂に入る時に、何も言わずに風呂に入った時よりも、

「スマホ絶対に見るなよ!」

と言われた方が見たくなるんです。

 

 

どうです、カリギュラ効果がわかっていなければ、「絶対に見るなよ!」って言ってしまいそうですよね。

 

 

カリギュラ効果がわかっていれば、逆に利用することもできます。

 

例えば、普段は平気で彼女にスマホを見せているのに、

その日に限って「絶対に見るなよ!」と言って、お風呂に入ります。

 

 

彼女がカリギュラ効果に負けてしまい、スマホを見たら

 

というメッセージが・・・

 

服を着たままお風呂に入ってきて、抱きつかれるかもしれませんね。

 

 

 

カリギュラ効果が出てくる昔話

カリギュラ効果をわかりやすく説明するのに、よく使われる日本の昔話が2つあります。

 

「鶴の恩返し」と「浦島太郎」です。

 

 

area0404 / Pixabay

 

「鶴の恩返し」のカリギュラ効果

「鶴の恩返し」の話は知ってますよね?

 

おじいさんが、罠に掛かった鶴を助けてやったら、鶴が娘の姿になって恩返しをするのですが、

「絶対に見ないで下さいね」と言って、隣の部屋に入り自分の羽で布を織るのですが、

 

おじいさんとおばあさんは、

どうしても気になってカリギュラ効果

隣の部屋を見てしまった。というお話です。

 

 

この話を思い出して、ふと疑問に思ったのが、

鶴の羽で布を作る???

そんなの見たことも聞いたこともないぞ

 

 

布を作るのなら、もっと他の生き物の方が自然だろう

 

kaiko

「カイコの恩返し」
(虫嫌いな方、ゴメンナサイ)

 

hitsuji

「羊の恩返し」

 

 

 

かなり高値で売れるものでないと

おじいさんとおばあさんは裕福にはなれない

 

kashimiya

「カシミヤ山羊の恩返し」

 

「ビキューナの恩返し」(幻の繊維と言われています)

 

 

 

カイコは娘に変身しても可愛くないでしょうし、無いかもしれませんが、他は有りだと思うんですけどね

 

 

「浦島太郎」のカリギュラ効果

12019 / Pixabay

「浦島太郎」の話は知ってると思うのですが、

いじめられている亀を助けたら、お礼に竜宮城に案内され、

 

乙姫様に狂喜乱舞の接待をされて、帰る時に乙姫様から

「絶対に開けないで下さいね」と言われて、玉手箱を渡される。

 

浦島太郎もカリギュラ効果には勝てず、開けてはいけない玉手箱を開けてしまうと、

実は、数時間と思っていたのに、数十年の歳月が過ぎていて、一気にジジイになってしまう。

というお話です。

 

 

この話を思い出して、ふと疑問に思ったのが、

「開けてはいけない玉手箱」ってもらってうれしい?

そんなものを、開けたらどうなるかの説明もせずに恩人に渡す?

って思ったんです。

 

 

そして、新しい「浦島太郎」のストーリーが浮かんできました。

 

 

竜宮城は闇の組織

竜宮城は闇の組織のアジトで、乙姫様はボスだったんです。

 

何らかの拍子で運悪く浦島太郎は、「竜宮会」の悪事の現場に遭遇してしまったんです。

 

竜宮会のボスである乙姫は浦島太郎の抹殺を測りますが、なかなかそのチャンスがありません。

 

そこで乙姫は、浦島太郎の性格を利用した作戦を計画します。

 

浦島太郎は困っている人を放っておけない性格だったので、浦島太郎の前で子供たちに亀をいじめるように命令します。

 

もちろん子供たちも亀も竜宮会の構成員です。

 

まんまと乙姫の罠にハマった浦島太郎は、亀を助けてしまいます。

 

ここで亀が一世一代の大芝居で、あたかも「返報性の原理」であるかのように、

してもらったことへのお礼と偽り、アジトである竜宮城に案内します。

 

 

竜宮城に案内された浦島太郎を待っていたのは、時間の感覚を麻痺させる薬入りの酒でした。

 

薬の力で時間感覚を麻痺させられた浦島太郎は、数十年という長い間、竜宮城に軟禁されます。

 

 

命こそ大丈夫でしたが、社会的には完全に抹殺された状態です。

 

 

これだけでも乙姫の計画は大成功だったのですが、とどめに渡されたのが玉手箱だったんです。

 

社会的に抹殺するだけでなく、

体までボロボロにしてしまう恐怖の玉手箱

 

ここでも、乙姫の巧妙な罠が仕掛けられていました。

 

「絶対に開けないで下さいね」

というカリギュラ効果を利用した罠が・・・

 

 

 

まとめ

前回のシンデレラに続き、今回も童話、おとぎ話、昔話を使って解説してみました。

 

カリギュラ効果は知っていれば効果的に使えますが、知らなければ、思わぬ失敗の原因を作ることになります。

 

意識して使いこなせるようにして下さいね。

 

 

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投稿者プロフィール

大倉成人
大倉成人
プライベートな場面で初めて会った人に、
「本当に営業マン?」と言われるくらい話すのが苦手な
バツイチのアラフィフのオッチャンです。

大学時代はロックバンドを組んで
ベースを担当していたのですが、
ナンパもできず、合コンに言ってもほとんど話さず、
初めて彼女ができたのは26歳という超奥手でした(汗)

そんな僕でも、26年間、様々な業種で
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大倉成人

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