以前いた会社の社長へのメッセージ

ABOUTこの記事をかいた人

大倉成人(おおくらなりひと)

プライベートな場面で初めて会った人には、「本当に営業マン?」と言われるしまうくらい話すのが苦手です。

大学時代はロックバンドを組んでベースを担当していたのですが、ナンパもできず、合コンに言ってもほとんど話さず、初めて彼女ができたのは26歳という超奥手でした(汗)

そんな僕でも、26年間、様々な業種でトップセールスなどの実績をあげてきました。

顧客心理さえ解かれば、口下手で人見知りでもトップセールスになれるんです。

ノルマが達成できなくて会社で給料泥棒扱いされている。 ストレスで体も心も崩壊寸前。 そんな、あなたをトップセールスマンにするお手伝いをしています。

【主なメディア掲載】
・読売新聞(オンライン版) 「上司に言い付けられた過酷なノルマを克服する方法」
詳しいプロフィールはコチラ→プロフィール

最初に、断っておきますが、今回は、すごく私的な内容です。

しかもかなり長文になってしまいましたので、興味のない人は読まないで下さいね。

 

 

僕が以前に働いていた会社なんですが、かなりヤバイなぁ、と感じています。

 

外壁塗装業の会社なんですけど、全国に16支店あって、従業員数175名という業界内では比較的大きな会社です。

 

僕が辞めたのは4年くらい前になるんですけど、その時より状況は悪化していってます。

 

僕の予想では、遅くても10年以内、早ければ5年以内に無くなってしまうと思います。

 

 

 

 

社長に惚れてました

実は、僕、この会社の創業メンバーなんです。

 

社長とは前の会社(A社)からの付き合いでした。

 

僕がA社に入ってのは、40歳の時でした。

 

僕が、入社1ヶ月目で2本契約を上げたにも関わらず、支店の売上が500万にも満たない超弱小支店で、

支店閉鎖候補ナンバーワンの支店でした。

 

当時の支店長が帰宅途中に車の事故(自損)に合い入院したため、急遽、近隣の支店の課長代理が支店長代理として赴任してきました。

 

歳は僕よりも一回り(12歳)も若い28歳で、ハッキリ言って「若造」でした。

 

この若造こそ、前の会社の社長(仮名 Kさん)なんです。

 

 

支店閉鎖直前の支店を押し付けられ、最悪の状態だったのですが、

1ヶ月で500万の支店を1800万まで立て直しました。

(それでも、結局支店閉鎖になりました)

 

なぜ、たった1ヶ月でこれだけ売上が伸びたと思いますか?

 

 

全ての営業マンに個別指導したんです。

 

普通の支店長なら、会社のマニュアルにある基本トーク(テレアポ)を一人一人ロープレして指導するだけですが、

 

Kさんは、一人一人のトーク(テレアポ)を聞いて分析し、

営業マンごとに専用のテレアポトークを考えて指導したんです。

 

 

会社のやり方を押し付けるのではなく、一人一人の短所、長所を理解した上で、専用のテレアポトークを考えたんです。

 

 

これって、やってみればわかりますが、めちゃくちゃ大変です。

 

しかし、今まで会社のやり方を押し付けられるだけだった営業マンからすれば、

ここまでされたら、期待に応えたいと思ってしまうんです。

 

 

もちろん、元々の実力差がありますから、前月までゼロだった営業マンが何本も売るようにはならないのですが、全員が1本以上売り上げを上げることができました。

 

 

Kさんは、売上が上がらないのを営業マンのせいにしなかったんです。

 

どんな営業マンでも、しっかり指導すれば売らせることができる

と考えて取り組んだんです。

 

 

それまでにも、いろんな業界で、いろんな営業管理職を見てきましたが、

全社ナンバーワンの支店を管理している支店長でも、

 

一部の優秀な営業マンが爆発的に売上を上げているだけで、

指導の力でナンバーワン支店にしていると思える管理職はいませんでした。

 

 

でも、Kさんの指導を見て、この人の指導力で売上が上がっていると初めて思うことができました。

 

 

支店閉鎖になり、近隣の支店と統合になり、Kさんと共に異動したのですが、Kさんがそのまま支店長のポストにつきました。

 

その支店は、年に何度か全店トップを取れる支店だったのですが、Kさんが支店長になってからは2年間ナンバーワン支店の座を守り、「常勝軍団」に成長しました。

 

当然、Kさんは会社から評価され、ブロック長のポストまで駆け上がりました。

 

 

そんな折に、A社の会長が亡くなり、会社の上層部で派閥争いが生じて、当時の社長が解任に追い込まれました。

 

 

解任に追い込まれたA社の元社長が、社員からも人望のあったKさんに白羽の矢を立て、

 

Kさんを社長自分が会長という形で新しい会社を立ち上げる動きを内密に始めたのですが、

 

その時に、僕も創立メンバーとして誘われました。

 

 

当時「常勝軍団」になっていた支店のほとんどのメンバーを引き連れての創業だったのですが、

 

実際に、この常勝軍団の売り上げのほとんどは、YさんOさんの3人で稼いでいました

 

 

A社の主要支店の支店長クラスが新しい会社では部長、課長になり新しい会社をスタートしたのですが、

 

まだ1軒の実績もない会社ですから、社会的な信用もありません。

 

そんな状態でも売上を作っていったのは、部長、課長として引き抜かれた元支店長クラスではなく僕とYさんとOさんの3人でした

 

 

今でも思いますが、この3人の頑張りが無ければ、1年で潰れていたと思います。

 

 

僕が、この会社を辞めた理由

創業時はまだ、Kさんが直接営業マンを指導し、クロージングにも出かけていましたが、

 

支店数が増えるに従って、Kさんは社長職に専任し、営業部長が指導するようになりました。

 

営業部長も熱心に指導する人なのですが、Kさんほど細かい指導はできません。

 

また、それから支店数が増え、営業部長も全支店の売上を管理するようになり、新たにそれまでの課長が支店長になりました。

 

この支店長が最悪の人間でした。

 

 

最悪の支店長S氏

この支店長(S氏)、ものすごく金に汚いんです。

 

例えば、支店の飲み会の時に、

全員から会費を徴収してるのに領収書を経理にまわして請求するほどです。

(社員から徴収した分はネコババ)

 

おまけに自分のTポイントカード使ってますから、ポイントまで持っていきます。

(支店の飲み会ですから10万円超えてます)

 

 

これだけでも、許しがたいのですが、僕はそれ以上のことをされました。

 

 

その頃、僕はクローザーとして活動していたのですが、その会社の歩合のシステムは契約の粗利益に対して歩合が発生する形でした。

 

つまり、同じ契約金額でも、原価率が低く、粗利率が高ければより多くの歩合がもらえるシステムです。

 

クローザーとして契約を上げてくると、原価計算書を作成して(契約書と共に)支店長に提出して承認をもらい、本社に書類が送られます。

 

この原価計算書を支店長の所で改ざんされていたんです。

 

僕は、元々、いい値段で契約を上げるので、粗利率は良かったのですが、

職人さんにも、いい工事をして欲しいので、できるだけ多くの工賃をつけるように計算していました。

 

 

その原価計算書を、職人さんに出す工賃を規定以下にまで引き下げ僕の現場に関係ない塗料を支店在庫として発注していたんです。

 

で、S氏は、それでできた支店在庫の塗料を自分の契約に使って、自分の粗利率を信じられないレベルまで上げていたんです

 

 

僕が、職人さんのために自分の歩合まで減らしてつけた工賃が、S氏の給料(歩合)に変わってしまってるんです。

 

下請けの社長に、「今回も多めに付けといたし、頑張ってや!」と言ったら、

 

「大倉さん、今回かなり悪かったですよ」と言われて、

 

S氏が留守の時に、過去の契約書類の控えを見てビックリしました。

 

1度や2度じゃないんです。

ほぼ、毎月やられていました

 

 

とんでもないことに、この改ざんされた成績(粗利率)が評価され、S氏は部長に昇進したんです。

 

その後、Kさん(社長)と直接話する機会があって、この内容を直訴したのですが、何も対応してくれませんでした

 

このことでKさんに対する信頼は、音を立てて崩れていきました。

 

 

創業メンバーとして誘われた時は、「ガラス張りの会社にする」と言われたのですが、マジックミラーだったようです。

 

 

経営コンサルティング会社の介入

その後、社長が異業種交流会か何かで知り合ったと思うのですが、経営コンサルタント会社が介入して、どんどん会社が変わっていきました。

 

人間関係の構築や会社のシステム化に重きを置いているようだったのですが、

 

これ以降、社長が社員に対して行うセミナー(指導)は、まるで「洗脳」のように感じられました。

 

 

この時点で僕は退社する決意をしました。

 

 

この会社が危ない理由

古臭い営業手法

僕が会社を辞めてそろそろ4年になりますが、営業手法はまったく変わっていません。

 

実は、この営業手法は20年くらい前に、ある塗装会社が考えたものなんです。

 

塗装業界のほとんどの会社が、この塗装会社の出身者が経営しています。

 

前にいたA社の社長も出身者ですから、当然、Kさんの会社の会長も出身者です。

 

 

20年前の古い営業手法で、尚且つ、ほとんどの同業他社が同じ売り方なんです。

 

余程、営業マンの教育システムがしっかりしていなければ、他社に勝てるはずがありません。

 

 

教育システムができていない

一部の優秀な営業マンにしか売れないのでは、教育システムとは言えません

 

Kさんが支店長時代にやっていたような個別指導を同じようにできる教育専門の管理職を育てなくてはなりません。

 

それを育てることに全く力を注いでないんです。

 

実績重視という名目で、どんなに姑息な手段を取っていたとしても、

売上を上げたものだけが管理職になれるんです。

 

社員からの人望、協調性、教育する側としての適正などは全く入り込む余地はありません。

 

こんな奴らに人を育てられるわけがないんです。

 

 

時代の流れに沿ったマーケティング

今の時代に、インターネットを使った集客に全く力を入れていないというのは考えられません。

 

Kさんの会社は、以前にもこのブログで取り上げましたが、ホームページはあるにはあるのですが、

モバイル・フレンドリー化さえもされていないという最悪のホームページです。

「あなたの会社は大丈夫?(僕が会社を見捨てた理由)」

 

いくつか他の競合他社も調べてみましたが、他の会社はすべてモバイル・フレンドリー化されていました

 

つまり、Kさんの会社は、直接、会社名を入力して検索しない限り、誰にも見つけてもらえないホームページなんです。

 

5年くらい前なら、こんなホームページでも、1年に数回程度は問い合わせもあったと思いますが、

今、このホームページから問い合わせが来たら「奇跡」です。

 

 

このホームページを見るだけで、全くマーケティングを考えていないことがわかります。

 

 

売上が上がらないのは、営業マンのせい!

という会社の姿勢なんです。

 

 

Kさん(元社長)へ

僕は(以前の)Kさんが好きです。

12歳も年下ですが、本当に尊敬できる人でした。

 

あなたが支店長時代にやってきたことを、もう一度思い出して下さい。

 

そして、今、あなたの右腕、左腕である管理職の人たちに、

技術だけでなく、考え方まで叩き込んで下さい

 

そして、一日も早く、その経営コンサルタント会社と縁を断ち切って下さい。

 

今なら、まだ間に合います。

でも、1年後では、もう手遅れになります。

 

 

僕は、今、あなたの会社に何が必要かがわかっていますが、

残念ながら、僕には、あなたを助けることはできません。

 

というのは、今いる管理職にとって、僕は元部下なんです

 

どんなに肩書きが変わっても、この関係は崩れません。

 

僕が何を話そうが、元部下の発言としか受け取れないんです。

 

あなたが、今、気づいて、あなたが行動を変えるしかないんです。

 

もし、誰かが気づいて、このブログのことをあなたに教えて、あなたがこの記事を読んだ時、

 

元部下が書いた記事くらいにしか思われなければ、この記事は何の役にも立ちません。

 

 

こんな記事を書いたのは、あなたが好きだからです。

 

あなたには成功して欲しいと本当に思っているからです。

 

生意気だと思われるかもしれませんが、僕の本当の気持ちです。

 

 

この記事を最後まで読んでくれたあなたへ

今回は、僕の私的な内容にも関わらず、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

でも、ちょっとでも関わった人には成功して欲しいんです

もし、SNSでも、メルマガでも、セミナーでも、どんな形でも僕と繋がりを持とうと思ってくれたなら、精一杯、応援させてもらいます。

 

これからもよろしくお願いします。

 

 

 

投稿者プロフィール

大倉成人(おおくらなりひと)
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