市議会議員選挙をマーケティング視点で考えたら、とんでもないことに

こんな人にオススメの記事です
・マーケティングに興味がある人

・選挙に出馬しようと考えている人

 

先日、ちょっと買い物に出かけた時に市議会議員選挙のポスターが貼られているのを見て、

「あれっ?これってどうなんやろ?」と思ったので、マーケティングの視点で分析してみることにしました。

 

分析してみて、とんでもないことに気づいてしまったんです(汗)

 

マーケッターが選挙参謀になれば100%勝てる!

 

 

ね、とんでもないでしょ、

でも、市議会議員選挙くらいなら100%当選します

ひょっとしたらトップ当選も可能かもしれません

 

その理由を今日は解説していきますね。

 

 

 

マーケッターが選挙参謀になれば100%勝てる理由とは?

もちろん、選挙参謀という形ではなく、本人が立候補しても勝てます。

 

でも、僕は今のところ政治家になるつもりはないので、選挙参謀として書いていきます。

 

選挙ポスターを見て、あれっ?と思ったこと

僕が、あれっ?と疑問に思ったのは、候補者の顔写真です。

 

何で、こんな写真使ったの?と思うくらい暗い表情のものもあれば、

 

修正しすぎやろ!とツッコミたくなる女性候補もいます。

※たまたま選挙ポスターの前を選挙カーが通ったのですが、本人の顔と写真の顔を何度もキョロキョロ見比べてしまいました(笑)

 

 

選挙ポスターの写真って、規制って無いのかな?

(証明写真って、3ヶ月以内とか、無帽とか決まりがありますよね)

 

早速、調べてみました・・・

 

 

何の規制も無いんです!

 

これで、選挙のことに興味を持ってしまい、いろいろ調べだしてしまったら、市議会議員選挙なら100%勝てるという結論が出たんです。

 

 

選挙ポスターの規制

選挙ポスターの規制は、

決まった場所にしか貼れない

サイズは、42cm×30cmが上限で、その範囲なら、形に規制は無い

掲示責任者と印刷責任者の住所・氏名(法人であれば会社名)を記載しなければならない。

 

あとは、当たり前のことですが、噓の内容(学歴、職歴詐称など)を書いてはいけない。

というくらいで、ほとんど自由なんです。

 

形は、菱型、ハート型、星型、丸、なんでもいいんです。

 

写真も使っても、使わなくてもいいんです。

ざわちんメイクくらいのメイクなら何の問題も無いですし、特殊メイクで半魚人になってもOKなんです

 

でも、全候補者のポスターを見てみると、どれも同じようなレイアウト(縦、横の違いくらい)

 

どう見ても、テンプレートを使っていて、部分的に入れ替えているだけなんです。

政党によっては、全部同じテンプレートを使っている政党もありました。

 

 

こんな選挙ポスターなら、もともと知名度のある候補者でなければ全く印象に残らない

 

いや、貼ってあったことさえも、気づいてもらえないかもしれません。

 

以上のことから、マーケティングの知識のある選挙参謀がいないという仮説が立ち、他の部分を調べてみて、それが確信に変わりました。

 

 

選挙カー(街宣車)について

選挙カーと言えば、ウグイス嬢がつきものですが、上手いウグイス嬢と下手なウグイス嬢がいます。

 

原稿を棒読みしてるウグイス嬢もいれば、「手を振ってのご声援ありがとうございます」という、いかにも人気者ですよ的な言葉をうまく使っている人もいます。(いやいや、誰も手振ってないし・・・)

 

また、ちょっとしたスローガンなどを挟んで、アピールしていたりするんですが、

 

 

枚方市に花火を復活させたい

⇒ライオンズクラブか青年部会にでも入れば・・・

 

4年間、政務活動費ゼロを実行しました

⇒何も仕事してないって事?お金が掛かることはしなかった?

必要なことには、お金使って下さい。本末転倒でしょ

 

勇気100倍!

⇒お前はアンパンマンか!顔に水かけたろか!ハヒフヘホ~!

 

3つとも実話です(汗)

 

 

ね、どう考えても、選挙参謀いないですよね、

 

 

各選挙管理委員会が発行する選挙公報(候補者全員を紹介した新聞)

 

kouhou1

 

全候補者に同じ大きさのスペースが与えられていて、実績や公約(マニュフェスト)などを書いています。

 

一応キャッチコピー(スローガン)みたいなものはありますが、市議会議員選挙の場合、参議院や衆議院選挙のような思い切った内容は書かれていません。

 

「溢れる情熱と行動力」

「子供達の輝く未来のために」

「安心安全、豊かな街作り」

というような抽象的なイメージです。

 

 

街頭演説

たまたま、通りがかった所で、ある候補者が街頭演説をしていたので、最初から最後まで聞いてみたのですが、

 

練習くらいしてこい~!

アドリブでしゃべろうなんて10年早いわ~!

 

という内容でした(汗)

 

真剣に聞いていたのですが、噛みまくりで、何が言いたいのか、さっぱりわからない

 

ケネディでもブッシュでもオバマでも何十回も練習してるぞ~!

 

人の心を動かすことが、どんなに大変なことかわかってないんです。

 

 

ちなみに、誰もその人の演説を聞いていなかったのですが、一人だけ、「頑張ってや~!」と手を振って応援しているオバサンがいました。

 

どうやら、もともとの知り合いみたいだったのですが、ぼそっと「今度こそ、ホンマに頑張ってや」と低いトーンの小さな声で声をかけていました。

 

おそらく、前回は落選したんでしょうね(汗)

 

 

では、心理学マーケティングを使った僕の選挙戦略を一つづつお話していきますね。

 

 

心理学マーケティングを使った必勝選挙戦略

僕の住む枚方市の場合、定数が32名で、今回の立候補者は45名です。
(ポスターは46番まで貼ってありましたが、2番の場所が抜けていたので)

 

競争率は約1.5倍くらいですから、3人に2人は当選します。

 

 

選挙ポスターで圧倒的に差をつける方法

 

poster1

 

選挙ポスターは上の写真のような掲示板に貼られます。

縦に1、2、3、4 次の列が5、6、7、8、また次の列・・・という感じに並んでいますが、これは立候補の届け出順になっています。

 

 

この時に注意したいのが、人が物を見る時の「目の動き」です。

 

 

「Zの法則」というものがあるのですが、左から右、一段下がってまた、左から右に見ていくんです。

 

poster2

 

これだけを考えてしまうと、上の写真のような目の動きをイメージしてしまうのですが、

これだけ目標物が横に長い場合は、下の写真のように3分割して考えます。

 

poster3

 

すると、下の写真のように、1、5、9、13→2,6,10,14→3,7,11,15・・・という目の動きになることがわかります。

 

poster4

 

つまり、この掲示板でのベストポジションは、1、5、9、13になるわけです。

断然有利なスタートを切れるF1ならポールポジションです。

 

poster5

 

立候補の受付が始まったら1番を目指す。

1番がダメだったら、他の候補者3人を先に行かせて、5番を狙いにいくんです。

 

 

さらに目立たせるための戦略

ここで利用するのが、選挙ポスターの自由度です。

どんなデザインでもOKですから、ここで思いっきり目立ちましょう!

 

でも、東京で話題になった、ある区会議員のように全裸の写真では、目立つだけで誰も投票しようとは思いません

 

 

僕が考えた秘策No.1

3Dアートを使ったデザインです。

 

平面的なポスターばかりが並んでいる中で、1枚だけ候補者の写真が盛り上がっている

 

おそらく、ほとんどの人が2度見するでしょう
(こんなポスター見たことないですから)

 

その内の何人かは、近づいて触って見るでしょう、だんだんと前に人だかりが出来始めます

 

すると、人間にはバンドワゴン効果という行動心理があって、人だかりが出来ていると、自分も見たくなるんです

 

 

この時、人間は一つのことに集中すると周りの物が見えなくなってしまうという作用もあるため、あなたのポスターだけを見てしまうんです。

 

 

また、ポスターを見た人が写真をSNSやブログで、「枚方市の選挙ポスターが秀逸すぎる」みたいな投稿をすれば、SNSでの拡散を期待できます。

 

 

またポスターの比較的目立つ場所に大きめの「QRコード」を載せておけば、そこからブログなどへのアクセスも期待できます。

qrcode

 

 

あとは、色が与える心理効果を考えて、

「優しい」などの人間的な温かさを表現したいなら「オレンジ」

「知的」なイメージを表現したいなら「ブルー」

「活動的」なイメージを表現したいなら「レッド」

を背景色や名前の色に使うと良いでしょう。

 

 

僕が考えた秘策No.2

各選挙管理委員会の選挙公報自分の紹介記事を読ませるテクニックです。

 

 

枚方市の選挙公報の場合、1ページに15人の候補者の紹介記事が、それぞれ目一杯文章を詰め込んだ形で掲載されています。

 

有権者は、全ての候補者の全ての文章を読むでしょうか?

 

よっぽど暇な人でなければ、全部は読まないです。

自分が支持する候補者か、気になった候補者の記事を読むだけです。

 

 

これには、実際に新聞広告などで検証結果がある、ある手法を使います。

 

「額縁効果」と言われるものなのですが、

普通、新聞広告の場合、大きいほうが注目を浴びるので、大きさを自分で決められる場合はできるだけ大きくするのですが、

 

今回の選挙公報のように枠の大きさが決められている場合に、どうやって自分の広告だけを際立たせるか?を考えて、実際にデータを取って立証されたのが「額縁効果」です。

 

 

今回の枚方市の公報の枠の大きさは、縦9.5cm × 横12.5cmでした。

 

どの候補者も枠を目一杯使ってデザインしています。

 

あなたは、この枠の中に、縦8.5cm × 横11.5cmの枠を書きその中に、写真、キャッチコピー、文章を配置するんです

 

あなたの記事の周りを5ミリ幅の白枠で囲んだようになります

 

記事を書くスペースは狭くなりますが、このたった5ミリの白枠が読者(有権者)の眼を引き付けるんです

 

 

僕が考えた秘策No.3

これは、選挙カーで使うテクニックです。

 

選挙期間になると、朝から晩まで、各候補者が入れ替わり立ち代り選挙カーで「〇〇党の○○、○○○○をよろしくお願いします」と大音量で通っていきます。

 

ほとんど、騒音ですよね!

 

誰も聞きたいと思ってないので、早く通り過ぎないかなと思って、嫌々聞いています。

 

 

これを聞いてもらうためにどうするか?

 

 

イヤキャッチです。

 

ブログなどで、読者の目を引き付けるための画像のことを「アイキャッチ画像」と言いますが、

 

有権者の耳を引き付けるための声、「イヤキャッチ音声」を使うんです。

 

 

ウグイス嬢でわかるとおり、選挙カーで流す音声は候補者の声でなくても構いません。

 

 

ここで、使いたいのが、声だけで、引き付ける、

いや、声だけで、

振り向かせる

窓を開けさせる

表に出てきてもらう

 

そんな音声です。

 

 

例えば、福山雅治さんにこの音声を録音してもらい、選挙カーで流してみたらどうなるでしょう?

 

 

また、選挙カーが来た、

あなた
あれっ?どっかで聞いたことのある声やなぁ?

 

あなた
えっ?もしかして福山?

 

「手を振ってのご声援ありがとうございます」

 

あなた
えっ?もしかして来てるの?

 

 

まさか、そんなはず無いやろ?と思いながらも、聞いてしまってるんです

 

もう窓を開けてしまってるかもしれません。

 

もう靴を履いているかもしれません。

 

 

外に出たら、もう選挙カーは過ぎてしまっていた。

 

福山が来るわけないと思っていても、

もう耳は釘付けになってしまってるんです

 

 

イヤキャッチに効果的な有名人の条件
  • イメージが良い(誠実、クリーンなど)
  • 声を認知されている
  • 一度でいいから会ってみたい

 

福山雅治さんの他に思いついたのが、

松岡修造さん

暑苦しいけど、誠実で行動力がありそう(好き嫌いが分かれるかな?)

 

V6の岡田准一さん

僕の住んでる枚方では、2代目ひらパー兄さんとして絶大な人気があります。(声の認知度がイマイチかも?)

 

 

 

まとめ

今までの選挙活動と言えば、

●ザイオンス効果(単純接触回数を増やすことで親近感を持たせる)

●バンドワゴン効果(多くの支持者がいる人は、良い人?)

●集団帰属性(組織票)

●権威性(権威のある人、団体からの支持、推薦)

 

という心理効果くらいしか使っていませんでしたが、今はネット選挙の時代ですから、公職選挙法を調べてみれば、まだまだ使えそうなマーケティングテクニックはあります。

 

今回、紹介できるのは、ここまでですけどね(笑)

 

次の記事

>>大阪府知事選挙のポスターをマーケティング目線で見てみた

 

 

投稿者プロフィール

大倉成人
大倉成人
プライベートな場面で初めて会った人に、
「本当に営業マン?」と言われるくらい話すのが苦手な
バツイチのアラフィフのオッチャンです。

大学時代はロックバンドを組んで
ベースを担当していたのですが、
ナンパもできず、合コンに言ってもほとんど話さず、
初めて彼女ができたのは26歳という超奥手でした(汗)

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大倉成人

プライベートな場面で初めて会った人に、 「本当に営業マン?」と言われるくらい話すのが苦手な バツイチのアラフィフのオッチャンです。 大学時代はロックバンドを組んで ベースを担当していたのですが、 ナンパもできず、合コンに言ってもほとんど話さず、 初めて彼女ができたのは26歳という超奥手でした(汗) そんな僕でも、26年間、様々な業種で トップセールスなどの実績をあげてきました。 顧客心理さえ解かれば、口下手で人見知りでも トップセールスになれるんです。 ノルマが達成できなくて会社で給料泥棒扱いされている。 ストレスで体も心も崩壊寸前。 そんな、あなたをトップセールスマンにするお手伝いをしています。 【主なメディア掲載】 ・読売新聞(オンライン版) 詳しいプロフィールはコチラ→プロフィール